iTunes10のアイコンが不人気であることは昨日もお伝えしましたが、不人気なのはどうやらアイコンだけではないようです。
iTunes上で開始したサービスPingもまた、期待はずれと考える人がいるようです。
iTunes Pingが(少なくとも今のところ)全く期待はずれな件 — Tech Crunch
これら「期待はずれ」の原因は機能面と閉鎖性に由来しているようですが、SNSとしての面よりも商業性が前面に出すぎていることがその不満に拍車をかけているようにも見えます。
Pingを利用された方ならお分かりかと思いますが、例えば日本ではなじみ深いmixiや世界最大のユーザー数を誇るFacebookと比較してしまうとどうしてもソーシャルな面は見劣りしてしまいます。
またFacebookとの連携もなぜか中止されてしまい、結局何がソーシャルなのかよく分からない感じにもなっています。
かといってApple独自の魅力的なサービスや何かがうかがい知れるわけでもなく…今のところ制約だらけでやりっ放し感は否めません。
とはいえ、この試みは他のSNSにはない側面を持っています。
まずiTunesのユーザー数1億6,000万は他のSNSとは全く異質のユーザーです。
彼ら、彼女らは例えばFacebookのアカウントを持っているユーザーと比較するのは早計で、まず購買意欲がある上で決済システムのアカウントとして登録されているユーザーです。
商売上手のAppleでなくても、既に決済機能を持ったユーザーを抱えることは大変魅力的でしょう。
そんなユーザーをSNSへと引きずり出すことはビジネスとしても大変魅力的です。
ユーザーの交流が活発になればなるほど利益へと結びつくわけですから、計り知れないシナジーが期待できるはずです。
しかしそのシナジーも交流を促す魅力がなければあまり意味を持ちません。
そして今のところその魅力は大きくはないようです。
一般論としてSNSは開放的で、活発な交流が行われるためにユーザーにはあまり制限を設けない方が良いのですが、AppleはPingをどのように考えているのでしょうか。
そうした既成概念を壊すようなアイデアがあるのでしょうか。
まだ始まったばかりのサービスですが、個人的にはAppleらしい何かしらのサプライズにも期待したいですね。
それにしてもiTunes10は前途多難な船出ですね。



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