任天堂Wiiは累計販売台数が約5000万台、DSは約1億台を超えともにゲーム機として大ヒットを飛ばしている。
ちなみにAppleのiPodは2009年第1四半期だけで約2300万台、iPhone約436万台、Mac約250万台の販売だったそうだ。

WiiやDSが教えてくれた成功の教訓は、ハードウェア性能も底々に使い方や遊び方を提案するのがウリにしたことだったのは今さら言うまでもない。
失敗例としてあげられるのがSonyのPS3で高性能なハードウェアの割にWiiには完敗だ。
それは販売台数が物語っていて、PS3は約2100万台、PSPは約5000万台といずれもWii、DSがダブルスコアをつけての圧勝だ。
この差は単純に売り方だけでの差ではないのだが、任天堂のほうがSonyよりも遥かに商売上手なのだろう。
それを数字は正直に裏付けている。

企業の成り立った背景の違いもあるのだろうが、同じゲームメーカーとして技術力で勝ったSonyがサービス上手の任天堂に負けたということなのだろうか。
任天堂のようなサービス上手のメーカーは日本には少ない。

Wiiは新たに動画配信サービスも開始し着実にそのエコシステムを構築している。
AppleのiTsやAppStoreには及ばないが、サービスをさらに充実させ、より収益の幅を広げようとしているのだろう。
その意味ではWiiはゲーム機としての幅を超えメディアセンター化し、結果的にゲーム機を再定義しようとしている。
だからもはやライバルはPS3ではなく例えばApple TVやひょっとしたらiPodなのかも知れない。

池田さんのBlogでアマゾンのキンドルを取り上げ、短くこう綴っている。

アマゾンのキンドルの大型版が発売された。これはもしかすると、絶滅危惧種の活字メディアを救うかもしれない。それなのに、日本ではハードウェアもコンテンツも入手できない。他の電機メーカーもこういう商品をつくれない。もう日本はだめなのか・・・

キンドルなんて(素人の私が言うのも気が引けるが)技術的には大したこと無いし、アイデアとしても大して革新的なものでもない。
ただ本を読むための機械だ。
評判は良くないようだがそれでも24万台売れたそうだ。
Sonyはキンドルよりも先にLibrieという同様の機械を作っているが、商売にはならなかったようですでに製造をやめ、サービスも終了しているようだ。
アマゾンがキンドルから利益が出せているのかは疑問だが第2世代を投入してきたということは多少儲かってるのかもしれない。

当Blogは「なかのひと」によるとメーカー、ハイテク企業、IT企業からのアクセスがダントツで多い。
次いで研究機関、大学、放送局、官公庁と言った具合だ。

メーカーはただモノを作るだけにとどまらず、サービスというイノベーションを考える時代なのかもしれませんね。
もちろんそんなこと分かっているのでしょうけど、日本の企業はこういう発想がどうも苦手なようです。
そう言うのも長期雇用の弊害なのか?そして労働生産性の低さとも関係しているのか?なんて考えます。
単なる持続的イノベーションは優良企業のやることだそうですが、果たして日本メーカーは今も優良企業なのでしょうか?

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