Apple=Googleと書くと奇妙に聞こえるかもしれない。
だがiAdによって、そうなる日はそう遠くはないかもしれない。
Googleの正体は言わずとしれた収益源のほとんどを広告としている巨大企業だ。
Googleにとって最も重要なのは「検索」である。
わずか数行の広告が検索することに価値を生み、価値が生まれたことによって1クリックの単価が算出され、膨大なトラフィックを収益化する事に成功した。
そして無料のサービスを展開し、さらにユーザーのトラフィックを集めていくことで収益機会を増やしている。
この単純明快かつ、強力なモデルをAppleはiAdによって取り入こもうとしている。
AppleのiAdという試みは、単に広告付きOSであると捉えるのは尚早だ。
WebかOSかという見方や、有料か無料かという見方も少し違う。
いささか奇妙に聞こえるかもしれないが、WebはいずれOSさえも取り込んでしまう存在なのだ。
GoogleのChrome OSはその先進的な取り組みの一つとも言える。
マークアンドリーセンの言葉「OSはバグの多いデバイスドライバ」という言葉があるように、Webがさらに進化し汎用化すれば、OSはWebとユーザーとの橋渡しをするデバイスドライバに過ぎない存在でしか無くなる。
それを実現しようという取り組みが、Chrome OSそのものなのである。
この意味においてiAdはOSに浸透するのではなく、本質的にWeb広告である。
そう遠くない将来、Googleの正体はAppleの正体になる時が来るのかもしれない。
Appleの製品が全て無料化するかどうかは分からないが、iPadやiPhoneのようなmobile deviceが街にあふれる広告のような役割に取って代わるならば、それもあながちあり得ないことはないかもしれない。
そうなった時、Appleは世界で初めて無料のケータイ電話を作る会社としてGoogleを飲み込んでしまうだろう。
さすがにそれはちょっと非現実的だと思うけど。。。
追記
iAdについて書いたところ、maclalala2さんの所にちょうど面白い記事があがっていた。
iAd で初日に 1400 ドル稼いだデベロッパ
これは極端な例で物珍しさがあるのだろうが、こういう「規模の経済」を武器にしたモデルはまだまだ考える余地がありそうだ。
そこにはまだまだ利鞘が眠っている。



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