Shakeを使うと誰もが「Shake使えるんだ、すごいね」的なことを言う。
実際は使うのは誰でもできるので私なんか全くすごくないけど、Shakeでバリバリやれる人は本当にすごいと思う。
3、4年ぐらい使ってるけど、自分がやった一番大変だったジョブは手持ちで撮ったインタビューの背景の落書きのバレ消しぐらいのもの。
マッチムーブとペイントに苦労しただけだけど。

どこで見たのかは忘れたけど(Webではなく恐らくAppleかinterBee)、Shakeがまだまだメインのプロダクトとして存在していた頃の懐かしいデモリール。
作るプロセスを内容に混ぜた作りに初見で「ウマいなぁ」と思った。
その気になればMotionとアイデアがあれば誰でもこれぐらいはできるんだけど、今ひとつMotionて使いにくいんだよね。
なんでだろう??

Apple Final Cut Demo Reel

先日、MacPro Early 2009にLaCieを接続してアシスタントが映像素材のコピーを行っていた。
コピー元のLaCieはd2 Quadraでコピー先は4Big Quadraだ。
本来はXSANにコピーしたかったのだが、容量の都合上、先日導入したMacProのシステムを本格運用することになった。

アシスタントは9台あるLaCie d2 QuadraをFireWire 800でデイジーチェーンにつなぎ、4Big Quadraへとコピーしていた。
その光景はある意味圧巻だった。
ファイルの合計は数TBなのでそんなやり方ではロス等も考えると20時間以上かかってしまう。
FW800で何台デイジーチェーンでつないでもバンド幅の上限は800Mbpsだ。
コピー先の4Big Quadraは理論上3Gbpsもある。

アシスタントに、その9台を別々に接続するように指示した。
FW800を2台づつ2ポートにわけ、3台をeSATAの空きポートに接続した。
これで4Big Quadra側のバンド幅いっぱいは使えるはずだ。

ところが、何度やってもカーネルパニックを起こす。
おそらくeSATAカードに起因していると思われるが、7対1のコピーでは無理があったようだ。

必ずしも言い切れないが、やはり安定したシステムにはそれなりにお金をかける必要があるのかもしれない。
システムにかけるコストとは安定のクォリティをさす。
MacProのシステムは確かに安定しているが、どこが命取りになるか分からない。
eSATAカードをもう少しエンタープライズな物にしておくべきだったかもしれない。
それは失敗することでしか経験的に理解できなかった。

結果的に台数を減らしてコピーしていたが、アシスタントはこの手の問題の経験値が低いので、対処その物も分からないようだった。
何事も経験だけど、その経験も経験の外では全く役に立たないんだ。


AppleのLED Cinema DisplayはMIni Display Portを採用している。
まるでUSBのBタイプのような形状だが、これをMacProでデュアルで使用したい人は結構いると思う。
私自身もその一人だ。
MacProに搭載されているビデオカードは標準のGT120もGTX285もMini Display portを1ポートしか備えていない。
標準ではデュアルディスプレイに出来ない。
これを解決する方法は唯一、グラフィックカードを増設するしか無い。

Apple LED Cinema Displayは元々、MacBook Airの拡張スペースとしての位置づけが強い。
だから一束化された背面の接続ケーブルは、Mini Display portとUSB、そしてMacBook Airの充電ケーブルになっている。
MacBook Airに最適化されたインターフェイスのデザインは、デスクトップにはそぐわないようだ。

会社の全ての既存編集システムは30インチのシネマディスプレイだが、個人的にはこの広大なディスプレイ領域は映像にはそぐわないと考えていた。
デュアルディスプレーの方が遥かに効率が高い。
映像に関して言えば、複数のアプリケーションを同時に立ち上げることが多いのでどうしても1面ではアプリケーションの切り替え操作が頻繁になりがちで、それは結構煩雑だ。

LED Cinema Displayを2台並べて設置した時、誰もがその美しさとCoolさに目を奪われていた。
実は当初、このモニター構成に殆どの人は懐疑的だった。
デュアルディスプレーに馴染みが無かったのだ。
百聞は一見にしかず、その疑いを一気に晴らすことができて良かった。

それだけ素晴らしいLED Cinema Displayだが、やはりMacProで2台使うのに2枚のグラフィックカードが必要なのはちょっと惜しい気がする。
ちなみにAppleによれば、DVIとの変換ケーブルは今のところ無いらしい。

以前、私が書いた記事は、こんなタイトルだった。
“MacProにChangeを迫るiMac Core i7”

海外でも9to5MacやMacworldも同様に伝えていたようで、それをおもしろおかしく書き立てている。
Woops.
It looks like Apple might have made those new iMacs a little too fast!—9to5Mac
おっと、アップルはiMacをちょっと高速に作りすぎたのかもしれない!

以下のデータがはMacworldが調べたベンチマーク。

the Core i7 iMac beat the Octo-core Mac Pro 2.2GHz in a number of Speedmark 6 tests and overall it was 1.5% faster than the fastest base model computer Apple sells.
Core i7 iMacはMacProの8コア2.2GHzモデルをSpeedmark 6で打ち負かし、システム全体でもAppleの他のベースモデルよりも1.5%速かった。

これはCPU性能をフルに引き出せた場合のベンチマーク上の結果なのだが、やはりiMacは「やり過ぎ」なぐらい速いのだ。
Power Mac G5のキャッチコピーは「焼け付くほどのバンド幅」だったが、iMacはMacProを焼き尽くしてしまいそうだ。
コストパフォーマンスでは、iMacが圧倒的で、Core i5 iMacでも非常にコストパフォーマンスが高いらしい。

MacProは他のプロダクトラインと比べ、それほど売れ筋商品ではないのでコストパフォーマンスが低くても拡張性を売りにするんだろうが、ちょっと苦しいかな。
これを解決する唯一の方法はとても簡単で、Changeするしか無い
つまり、新しいCPUでより高性能なMacProを投入することだ。

だがiMacはそんなMacProを心配している余裕はないようで、早くも初期不良に見舞われているようだ。

Appleの初期ロットには特につきものだが、電源とモニター回りの不具合があるらしい。
私は個人的に所有したiMacは大福G4の頃だったので最近の機種はよく分からないが、なんだかんだで不具合が多いなぁという印象を持っている。
とくに電源とモニター。
この他ディスプレイが割れていたなんて問題もあったようで、これはちょっと論外だろう。
原因は分からないけど、ガラスは割れるものだから仕方ないのかな。
あるいは出荷後に割れる可能性だってある。

Flagship:旗艦、司令官の乗る艦船。
bottle neck:進行の妨げになるもの。

バランスのiMac Core i7、フラッグシップのMaPro、個人的にはそんな印象を持っている。

フラッグシップモデルという言葉の響きに恍惚とする人は、殆どが何かのプロダクト、取り分けスピードに憧れているだろう。
suzuki
それが例えばSuzukiなら隼、KawasakiならばGPz900Rだという人もいれば、ZZR1400と世代によってもまちまちだ。
GPZ
それをAppleに置き換えるなら、GPzはさしずめG5、ZZR1400はMacProと言った所だろう。
MacPro

最近仕事で編集システムの構築を任され、Appleをベースとした小規模システムを考案し今日2式の内の1式を施設した。
MacProのフラッグシップモデルをベースに、基本的には自宅の環境をベースに考えたが選定機材は業務向けのもので、価格に対してかなり充分な環境を整えられた。
諸々の設置作業が完了し、ソフトウェア回りをインハウス向けに構成していったのだがアクティビティモニタで見る16個のCPUモニターは圧巻だ。
セットアップ中、Cinebenchでベンチマークをとってみたりしたが、16ラインレンダリングを始めた時、モニタが1590%を示した時、マルチコアのパワーをまざまざと見せつけられ圧倒された気になった。

一方で、Final Cut Studioはパッとしないしそれほど冴えない。
CPUは殆ど遊んでいる。
もちろん分かりきっていたのだけど、ここまで冴えない現実はちょっといかがなものかと思った。
これではせっかくのフラッグシップモデルも宝の持ち腐れなのは言うまでもないが、ソフトウェアのマルチコア最適化が難しいという現実は、まだこれなのだ。
これはまさにボトルネックで、ムーアの法則の妨げでもある悩ましい問題だ。
最高2.93GHz、8個のコアで最大16のスレッドを実行できる期待値は殆ど無意味に等しい。
反面、Cinebenchでも示されたように3DCGやコンポジションソフトではその性能を活かしきりやすい傾向にある。
これは計算過程の違いだが、そんな事情はユーザーにとっては無関係、というのが現実だと思う。

いくら16コア32スレッドの世界が訪れても、そのリソースを使えなければそのコアは無いに等しい。
ならば高クロック路線へと回帰してもらった方がまだマシだろう。

GCDやOpenCLなどの技術はまだまだ普及する気配はないが、ハードウェアに伴ったソフトウェアの進化がなければこのボトルネックは解消されない。
それはユーザーにとってもハードウェアにとっても無益だろう。

GoogleのChrome OSのβ版が公開されている。
Macへのインストールの仕方やレビュー等はWeb上に溢れかえっているので、その辺は他に任せるとしよう。

「どんなOSだろう」と思っている人は、きっと見事に裏切られる。
使えばすぐに分かるが、これはOSというよりも Continue reading »

最近Twitterで、Mac版のノードツリーコンポジションソフト事実上選択肢が無くなってしまったという話をしたことがあった。
なぜノードツリーにこだわるのかというと、合成の概念としてはプロセスがとても整理されて把握しやすい点と、試行錯誤が格段に楽だからだ。
CombustionやShakeを使ったことがある人ならレイヤーベースの Continue reading »

Electronistaというサイトに新iMacのベンチマークが上がっている。
以下の図はC4Dによるベンチマーク。
CPUの純粋性能を知るにはちょうどいいベンチマークだ。
比較対象はiMac Core i5とC2Dの旧モデルだが、当然ながらマルチコアスレッドでは Continue reading »

docomoでiPhoneが安価にパケット定額利用できるようになるかもしれない。
以前docomoがひっそり発表した パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」のメニューを追加という報道向け資料がある。
今年の12月から施行される新しいサービスで、PCからでも特定のAPからの接続であれば定額利用すると言うものだ。
つまりSIMフリーのiPhoneを用意すれば通話はもちろんdocomoでも Continue reading »

先日の記事でApple(Mac)が成功する5つの条件を取り上げた。

1.プラットフォームの仕様はクローズにせよ
2.秘密主義を徹底すべし
3.市場を独占 Continue reading »

Appleが成功する5つの条件
1.プラットフォームの仕様はクローズにせよ
2.秘密主義を徹底すべし
3.市場を独占 Continue reading »

これが噂のApple製Tablet型Mac?

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iPhoneはiPod touchはいわば双子の兄弟のようなものだ。
わがままで厳格な父Steve JobsとiTunesを母にもつ。
こんな比喩がお似合いの双子は、どちらもiTunesが無ければ成り立たないプロダクトであり、プラットフォームでもある。 Continue reading »

言うまでもなくSteve Jobsは独裁者だ。
そんな経営者が君臨するAppleは裏切り者だ。
このように書くと、きっと喜ぶ人の方がまだ多いに違いない。
残念ながら、これを読んで喜んだ人の期待する記事は書いてないので Continue reading »

Appleは文字通りマウスに〝魔法〟をかけてみた。
Apple自身も言っているように、おそらくマウスにタッチと言う概念を用いた最初のマウスがAppleのMagic Mouseだろう。
私は発表直後にも書いたが、先日のAppleの発表の中で唯一の新製品はこのMagic Mouseだけだった。
モデルチェンジしたMacたちが話題をさらう中、私自身が最も興味を引いたのはMagic Mouseだった。 Continue reading »

前の記事Appleという経験と「がらくた」の18ヶ月後…でムーアの法則を通してAppleとNetbookについて読み解いてみた。

ムーアの法則で語れるのは単純に性能と価格に関する部分の話だが、ティムクックはNetbookについてこうも述べている Continue reading »

AppleがMac版のネットブックに関して全く興味がないのには理由がある。
それは当Blogでも何度か触れてきたが、Appleは Continue reading »

iMac、Macmini、MacBookのモデルチェンジによってアップルのプロダクトラインはどう変わったのだろうか? Continue reading »

CNetの記事によるとApple、携帯電話の利益でNokiaを抜き首位の座Appleがケータイの巨人Nokiaを利益で抜いたと言う。 Continue reading »


Appleの昨日の発表で「新しい」プロダクトはMagic Mouseだけだった。
Mac miniやiMac、MacBookは言ってしまえばモデルチェンジに過ぎないので、革新的な目新しさは無いけどもMagic Mouseは違う。
「マウス」と「ジェスチャー」という組み合わせ Continue reading »

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